学習塾数学講師、パーソナルトレーナー、起業塾などを主宰し、合計30年にわたり人の成長・変容に関わるを仕事に携わる。主宰する講座の卒業生は800名を超える。現在は、元ニート、劇団員、デザイナーや造園業などの個人事業主から中小企業まで、業種や規模を問わず、人材開発を起点としたビジネスの成長を支援するコンサルティングを行っている。
マインドセットと思考の転換を元に、人と組織の成長プロセスを設計し、人と組織のポテンシャルを最大限に引き出すことと「違いを生み出す」関わりを得意とする。
著書に『自分を高く売る技術』(ぱる出版)などがある。
明治大学理工学部、早稲田大学大学院卒。
なぜコンサルタントとして活動することに決めたのか
【なれる最高の自分になって世の中に貢献する】
これが私が大切にしていることです。
「なれる最高の自分」とは、自分の強みに気づき、それを磨き続けること。一生達成することはありませんが、その強みを使って、世の中に貢献する。
私自身の強みとはなにか?
これまでの人生を振り返ると、私の強みは「教える」こと。私はこれまでに、約800人に、講座を通して「教える」ことをしてきました。その中で、どうしても思うような結果を出してあげられないクライアントがいたのです。
そのクライアントに結果を出してもらうために必要なことは何なのか?調べました。学びました。実践しました。
その中で、「それは島田さんに原因がある」と気づかせてくださった先生がいます。
「結果を出してあげたいと言っているけれど、本心ではムリだと思っているのでは?」
恥ずかしながら、まさにその通りでした。結果を出している指導者と私の違いを生んでいる違いは、「あり方」にあったのです。
受講生の結果が出ないのは、講師や先生に原因がある。
スポーツ選手の記録が伸びないのは、指導者に原因がある。
部下が思うように動いてくれないのは、上司に原因がある。
私は結果を出して上げられるように「やり方」を探していたわけですが、
その「やり方」を誰が使うのか、どんな「あり方」の人が使うのかで、結果が変わってしまうということを知りました。
そして、驚いたことに、最新の物理学(量子物理学)では、
このことが証明されていることを知りました。
「やり方」を生かすためには「あり方」が大事。
「やり方」と「あり方」を両輪として、すべてのもの、すべてのことは成り立っています。プロのスポーツ選手、芸能人、経営者、主婦、学生などなど、全ての人、全ての職種において、「やり方」と「あり方」が成果を決めています。
「やり方」は目に見える、目に見えやすい。
「あり方」は目に見えない、目に見えにくい。
「大切なことは目に見えないんだ。心で見ないと見えない」
(『星の王子さま』より)
私が結果を出してあげられなかった受講生がどうなったのか。
ウソのようですが、とても良い結果が出ています。
なぜ結果が変わったのか、「やり方」では説明ができません。
なぜなら、「やり方」については、受講生も私も何も変えていないからです。
変えたのは、私の「あり方」です。
遠回りに感じるかもしれないのですが、
結果を大きく変える一番の近道は、
目に見えない、目に見えにくい部分から取り組むこと。
機械や設備、環境を改善していくことも大切ですが、それらを生かすも殺すも「人」次第。
だから、人の変化・成長が大事。
つまり、あり方、人間性、人間力の向上が大事だと思うのです。
これが私の結論です。
「あり方」=「生き方」と言い換えることができると思います。
人が変わるのは内側から。
人間関係が変わるのは自分から。
人が変われば組織が変わる。
組織が変われば会社が変わる。
会社が変われば社会が変わる。
社会が変われば日本が変わる。世界が変わる。
私はコンサルタントという仕事を通じて、
人や組織が変わるためのキッカケづくりに
関わっています。
「変わる力」は、その人、その組織の中にあります。
その人やその組織が、自らの力で変わることを
全力で支援させていただくために、
私は人材開発・組織開発コンサルタントという仕事をしています。